昔の無水コールド・・・今の洗顔フォーム・・・ ちがいは何か?
洗顔フォームが合成洗剤であることを、どのくらいの国民が知っているだろうか?
そして洗顛フォームで洗えば顔がつぱらないのは、合成洗剤が皮膚に入ったからだ、ということを、どのくらいの国民が知っているだろうか?
合成洗剤が皮膚を不健康にすることは、学問的にはとっくの昔から知られている。
にもかかわらず、洗顛フォームはスーパーの店頭にまで進出して、今や完全に石けんを駆逐してしまった。安全な無水型コールドも姿を消してしまった。まるで今日びの政治家や高級官僚のように悪者が日本を支配しているのだ。
右けんにくらべ、クレンジングクリームや洗顔フォーム、クレンジングオイルなどの、いわゆるクレンジング類には・・・・・
@洗顔後に顔がつっぱらない
Aメイクが簡単に落せる
B印象が近代的
という利点があるため、この40年間に売上げが急増した。
化粧品公害の本体が洗剤とタール色素の複合汚染であることを本会が指摘して40年になる。
しかし洗顛フォームをはじめ、クレンジング類はいっこうになくならない。
ひどいのは、布や紙の小片に洗剤をしみこませたメイク落しもあって、全女性が合成洗剤だとは夢にも思わず、ティッシュペーパーでもあるかのように、安心して顔をこすりながら使っている。
こうして10年も20年も洗剤を皮膚にすりこみ、皮膚をひからびさせているのだ。
健康な皮膚ならメイクのタール色素をかなり弾くことができる。しかし、洗顔フォームを使っていたら、タール色素を弾けない皮膚になってしまう。基本的な、美容の鉄則なのだ。
●肌を左右するのは洗顔である
顔に使う化粧品には
@洗顔用
A基礎化粧用
Bメイクアップ用
があり、皮膚におよぼす影響の強さも、この順である。
メイクをすると皮膚が悪化することは、よく知られているが、これはメイクをするとクレンジング類を使わざるをえず、したがってクレンジングとメイクの複合作用を受けることになるからだ。
洗顔とは、よごれた皮脂を取り除く行為だ。皮膚はストリップになるから、化粧品の毒性を受けやすいのである。
簡単に言うと、皮膚を守っている角化層という壁は油紙とおなじだ。このことは体に水をかけると、皮膚が水滴状に水を弾くことからも分かる。つまり肌全体が油紙におおわれているのである。
鼻は皮脂が多い。油の多い油紙だ。だから鼻は紫外線をあびてもシミにならない。
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